『建物を外から見たときに、間取りが容易に想像できるお家にはしたくない』

仙台で注文住宅や店舗の設計を行っております、Architect Innovation 株式会社 の吉田です。

『建物を外から見たときに、間取りが容易に想像できるお家にはしたくない』について書かせていただきます。

注文住宅を考えるときに必要な事や、大切にしている点は、以前に書かせていただきました。

もう一つArchitect innovationが大切にしていることがあります。
それは、建物を外から見たときに、間取りが容易に想像できるお家にはなるべくしないということです。

ぱっと見ただけでリビングの場所、キッチンの場所、お風呂の場所、トイレの場所なんかが分かってしまう外観にはしないということです。

仙台はもちろんのこと日本にある建物のほとんどが、外観を見ただけで間取りの位置関係が分かってしまうと自分では思うのですが、その原因の一つに考えられるのは窓です。

昔はよく言われました。『トイレの窓の種類はこのサイズで、硝子種類は型板硝子。』
これはトイレに限ったことではなく、お風呂には小さな窓、キッチンには勝手口、リビングには掃きだし窓、たまに見晴らしがいいからという理由でいつものサイズより少し大きな窓にする。
そのような考え方で建物を造った結果、いつも同じような建物が出来上がり、「あの窓が付いているのならあそこはトイレだな」と容易に空間を想像させてしまうのではないかと思います。

外観において、窓の配置、取り付け高さ、大きさ、形、硝子の種類などはとても重要です。
窓は場所によって大きさや種類を変えるのが一般的ですが、弊社はあまり変えません。
変えないというと語弊があるかもしれません。
変な変え方、固定概念にとらわれた付け方はしません。

小さな窓とか沢山の種類の窓を使うなということではなく、小さな窓の横に同じ小さな窓を並べる、といった感じで、タテとヨコのリズムを揃えていくことが間取りを想像させない家造りの一歩かなと思います。

外から見たときにどこに何の部屋があるのかわからない造りは、防犯上も安心です。

日本の住宅では、部屋の大きさにはこだわりますが、外からどう見えるかということにはあまりこだわっていないように感じます。
実際、海外の建物は、外観から間取りを想像できないものが多いのです。
間取りを作りながら窓の大きさや位置を考え、外観を整え、外から想像できない家にすることで、いい意味で日本の建物らしい雰囲気をなくすことができるのではないかと思います。

明日は『建物の「辺」の比率を考える』について書きます。

それでは、また明日。

GOOD DESIGN × ARCHITECT INNOVATION
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