お施主様は三人いる

こんにちは。こんばんは。吉田です。

Architect innovation株式会社で設計をしたり、施工をしたり、デザインをしたりしています。

 

本日は、

“お施主様は三人いる“

について書かせていただきます。

 

これは、大好きな建築家の“林 昌二“さんの言葉です。

これは、建築に関わる方々ならわかる部分が多いのではないかなと思います。

 

お施主様が三人とはどういうことか。

それは、

“お客様“

“近隣の人々“

“行政庁“

です。

 

お客様がお施主様というのは当たり前です。

 

まずは、近隣の方々ということを深堀していきます。

昔から、ご近所へのご挨拶は【向こう三軒両隣】と言われています。

建築工事の開始時の近隣ご挨拶もこれに習って行います。

その他にも旗竿地など土地の形状によって、ご挨拶を行う場所が変わります。

これを怠ることはできません。

なぜか。

 

弊社としては、工事期間だけのお付き合いかもしれませんが

お客様にとっては一生のお付き合いになるからです。

工事期間は沢山のご迷惑をおかけしてしまうのが事実です。

それでも、精一杯、最善の配慮で工事を行わせていただくことが大切です。

 

次は、行政庁です。

行政庁というのは、簡単にいうと役所です。

なぜ、役所の対応が必要か。

それもこれから深堀していきます。

 

まず、建築というのは、工事をスタートする前に行うことがあります。

それは、“確認申請“です。

建築学校で習うことかもしれませんが、僕は全く覚えていませんでした。

確認申請を簡単に説明すると、建築工事を始める前にしっかりと法律などの決まり事をクリアしているかを図面や書類で行政庁に確認していただくことです。(今は、行政だけではなく民間の審査機関もあります。)

確認作業が終わり、合格と判断されると

“確認済証“というのが発行されます。※再発行はされないとても大切な書類になります。

(※建築基準法だけではなく、地区計画、76条、53条、43条、緑地協定、〇〇川条例、浄化槽、文化財などなど沢山の申請の種類があります。これは建てる場所や建物の形、階数などによって求められます。)

確認済証が出て初めて、工事が始められます。

工事がスタートし骨組みを完了(上棟とか棟上げとも言います)させて、

金物、筋違、耐力壁などの施工も全て取付が完了したら

“中間検査“というものを実施します。

これは、以前に起きた大地震以降に制定された法律です。

適正な形で金物や筋違、釘、ビス(ねじ)などが取付されているかを

図面をもとに現場で確認していただく行為です。

この時に建物の離れ寸法なども確認していただきます。(壁面後退)

この検査も合格しなければ、先の工程には進めません。

このような検査を経て、

建物が完成したら、

“完了検査“というものを実施します。

これは確認申請時に提出した図面通りに建物が完成しているかを確認する行為です。

これに合格して、初めて建物が完成ということになります。

これ以外にも瑕疵検査などがあります。

弊社の場合は、品質検査というものも導入しています。

 

このように様々な図面を確認していただいたり、現場でもチェック事項などに

対応していただくことがあります。

このように沢山の建物を自分たちの責任でしっかりとチェックしてくださるのが行政庁の方々です。

これは、お施主様の事を考え、間違ったものをお引き渡しすることができないという思いからだと思います。

本当に心強いです。

そういうお施主様(行政)の方に対して、こちら側も精一杯の対応を行わなければいけません。

 

 

 

家づくりで何か気になる部分がございましたら、

お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。

本日もありがとうございました。

 

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