基礎工事と基礎断熱

こんにちは。こんばんは。吉田です。

杜の都、仙台で工務店と設計事務所を営んでいます。

Architect innovation株式会社という名前で、注文住宅を設計したり、施工したり、

デザインをしています。

仙台の街から毎日、家造りのあれこれを書かせていただいてます。

 

 

さて、本日は“基礎工事と基礎断熱“

について書かせていただきます。

 

基礎工事とは。

コンクリートと鉄筋を組み合わせて引っ張りと圧縮に強い構造物を作る。

それを作ることから家づくりは始まります。

 

基礎断熱とは。

床下部分も居室と考えるということです。

【居室と考える】 = 【断熱材で囲う】 ということです。

断熱材で囲うということは、つまり、外気を入れなくするということです。

 

この二つにはとても密接な関係があります。

 

まず一つにコンクリートは水硬性です。

水硬性とは何か。

簡単にいうと、水が抜けていくとコンクリートが強くなるということです。

つまり、施工した時から工事に使用した水が抜け出していくということです。

抜け出していく水というのは逃げる先を作ってあげなくてはいけません。

その為に床断熱にして、床下を居室外とします。

居室外にして、基礎パッキンから床下の効率的な換気を行い、水が抜けても乾燥させることができるという仕組みです。

(※通常の床断熱でも、基礎パッキンと気密パッキンを使い分けていますが、それはまた別の機会に書きます。)

 

ここまでのことを踏まえて基礎断熱で大切なのは床下の換気方法(水の逃げ場所確保)ということになります。

 

基礎工事には一般的に水を2㌧ほど使用すると言われています。

この2㌧の水がぬけるまでに相当な時間を要すると言われています。

 

基礎断熱と相性がいいと思うのは全館空調です。

全館空調で風を計画的に床下の居室にも送り込んであげる。

それによって乾燥状態することが大切です。

 

これを行わずに基礎断熱を用いた結果、床下がカビだらけになるなんてことも想定できます。

水の逃げ場所が無いから当然といえば当然であります。

床にガラリを設ける。みたいなことも見かけたことがありますが、あまり意味はないように感じます。

 

つまり、基礎断熱には

基礎工事で用いた2㌧の水の逃げ場所を確保することが大切。ということです。

(※2㌧はあくまで30坪〜35坪の基礎工事の場合で、それ以上にも以下にもなりえます。)

 

このことをしっかりと理解した上で、基礎断熱を採用することが大切かと思います。

 

本日は、“基礎工事と基礎断熱“について書かせていただきました。

 

仙台・仙台近郊・宮城県全域の注文住宅・家づくりで何か気になる部分がございましたら、

お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。

本日もありがとうございました。

 

GOOD   DESIGN   ×   ARCHITECT    INNOVATION

Translate »