こんにちは。こんばんは。吉田です。
Architect innovation株式会社で注文住宅を設計したり、
施工したり、デザインをしています。
本日は“家造りの始め方“
について書かせていただきます。
家造りを始める前に
これだけはしっておくといい内容についてまとめました。
”5点”
を順番に書いていきます。
まずは一つ目。
”沢山の住宅会社を見る”
です。
全ての住宅会社やモデルハウス、総合展示場に行きましょう。ということではありません。
沢山の会社様がホームページ、SNSに情報をアップしています。
これらを沢山見ることが大切ということです。
ホームページやSNSにはデザイン性、機能性、会社様の特徴、ブログなどが沢山の情報があります。
それらをよく読み、気になる会社様を何社かピックアップしてお伺いするのがいいと思います。
事前のその会社様の情報を見ていると質問も自然におもいつくかと思います。
家造りは一生に一度しかありません。
お施主様も勉強していただき、最善の会社様を選ぶことが大切ということです。
二点目は、
”家造りの先輩に聞いてみる”
です。
家造りの先輩というのは
知り合いの事です。
ご両親やお友達も入ります。
建築というのは、決定する事項が”6000個以上”あります。
決定している意識はないかもしれません。
例えば、トイレでいえば
便器の種類 (タンクレスにするのかしないのか、標準品でいいのか、タンクレスにした場合、追加金額はどのくらい発生するのか、メーカーはどこにするのか、色はどうするのか、)
タオル掛けの種類、(標準品でいいのか、アイアンにするのかしないのか、取り付け高さはどうするのか、バーにするかリングにするか)
ペーパーホルダーの種類(標準品でいいのか、デザインはこの商品でいいのか、雑貨屋さんで購入したものを取りつけてほしいのか、支給品を取りつけてもらえるのか)
他にもトイレだけで、床の種類、照明器具の種類、ドアの種類、棚をつけるのか、
などなど沢山あります。
トイレだけで、60か所から100か所以上の決定事項が発生します。
これを初めて建築する人にとっては、とても大変なことです。
そんな時に頼りになるのが、一度建築を経験した知り合いです。
どんなポイントを重視したのか。
どんなポイントなら気にしなくていいのか。
どんなポイントをしっかり検討しておけばいいのか。
実際に建てた会社様はどうだったのか。
SNSの情報も大切ですが、
家造りの先輩の生の声を聞くのもとてもいいことです。
ぜひ、聞いてみましょう。
三点目は、
”予算感を把握する”
です。
家造りには、人生で最大ともいえるお金がかかります。
キャッシュでお支払いする方はほぼいらっしゃいません。
ローンを組む方がほとんどです。※住宅ローンの事はまた別の機会に書きます。
ローンを組むためには審査が必要です。
簡単に説明します。
住宅ローンとは、
まず仮審査を行います。
仮審査とは「これだけ借りれますよ」という事前の審査になります。
この仮審査を行わなければなにもはじまりません。
仮審査を行うには必要な書類があります。
住宅会社に作成してもらわなければならないものがあります。
それは、
”資金計画書”
”見積書”
”図面”
です。
これらを準備して、銀行さんに審査をしていただく事がとても大切になります。
どのくらいの借り入れが可能なのか。
それを知ることができれば、
”どんな家造りがしたいのか”と”どんな家造りができるのか”
の両方の側面からアプローチができます。
つまり、”限られた予算の中で最善の家造りをするためには予算感の把握が必須”ということです。
家づくりで何か気になる部分がございましたら、
お気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
本日もありがとうございました。
GOOD DESIGN × ARCHITECT INNOVATION