建築家がお客様に手描きと3Dでお伝えする意味

以前のブログにも何度か書かせていただきましたが、

お家は一生に一度の大きな買い物です!!!

 

住み替えを前提にお話ししてくる会社様もあるようですが、

それは絶対におすすめしません!!!

 

何千万円もするお家を、何回もローンを組んで買われる方なんていません。

いるかもしれませんが、それはお客様には確実に負担になります。

 

 

つまり、1回目の家造りが、生涯に一度だけ訪れる特別なものなのです。

 

 

今は世の中に沢山の情報が溢れています。

その中から信頼できる情報を選び、家造りを任せる会社様を選んで、

何度も打合せを重ねて金額を計算し、家を建てる。

それを生涯で何度もするのは大変ですよね。

 

 

家造りは本当に大変です。

お客様は本気で取り組まれていらっしゃるので、

一緒に家造りを行うパートナーとなる会社様が本気かどうかは分かるはずです。

だからこそ、本当に家造りを任せていい会社様と出会っていただきたいのです。

大手メーカーが良いとは限りません。

地元密着型の工務店が良いとも限りません。

お客様のご要望はお客様の数だけあります。

その要望をしっかり受け止め、ご提案をしてくれて、

「この人になら、この会社様になら任せられる」

と思うのはお客様それぞれということです。

 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、

弊社は、携わらせていただく全ての建物を

手描きでプレゼンさせていただきます。

ご契約から着工までにはCAD図面でご提出させていただきます。

LDK

 

今回はなぜ手描きのプレゼンにこだわるのか?

それは、【打合せで全てが決まる】からです。

打合せというのはいわば、段取りのようなものです。

どんな仕事にも言えることですが、段取りの仕方で

物事の出来栄えが左右するといっても過言ではありません。

 

 

家造りをしていると、いつの時代でもどんな場面でも起きることですが、

【こんなイメージではなかった。】

【この棚はこんなに低かったの?】

【ここの天井は斜めになるなんて聞いてない!】

などなど、沢山の問題が起きます。

それは全て、施主様側と施工側のイメージの共有が出来ていないことが原因なのです。

 

 

そこで今回のテーマの一つでもあります、

手描き・3Dの提案に行き着いたわけです。

 

 

ほとんどの会社様がそうですが、

契約前の打合せで用いる図面は

・配置図(お客様の敷地にどのように建物が配置されるのかが分かる図面)

・平面図(お家の各階を床から1.2mくらいの高さで切断して上から覗き込んだような図面)

・立面図(お家を東西南北からみた姿図面)

くらいのものです。

 

 

この材料だけで一生に一度のお買い物をご決断していただくのは、

はっきり言ってお客様に失礼だと思います。

 

 

弊社は配置図・平面図・立面図のご提出はもちろんですが

3Dの各階パース図面をご提出させていただきます。

そうすることで、

あくまで平面でしか感じられなかった図面に高さが加わり、

奥行き感、立体感、陰影感、凹凸感などを感じていただきながら

打合せを進めていけます。

 

 

そして、もう一つは手描きです。

コンピューターで作成した図面ってどこか味気なくないですか?

弊社は打合せも、

いや、

打合せこそが家造りの最重要項目であり

これこそがご満足のいただける家造りにはかかせないものだと思っております。

お引渡し後のお客様の生活をどれだけ想像して打合せに臨めるか、

建築家としての腕の見せ所でもあります。

しかし、

お客様に確認事項を淡々と確認していくでは

つまらないですよね。

打合せもエンターテイメントとして楽しんでいただけるようにと思って始めた事です。

(もちろん手描きの段階からパソコンで図面は作成しておきながら

施工精度を確保できることを確認した状態で手描きにしておりますのでご安心して下さい!!!)

 

 

打合せの後半からはパソコン図面に移り

・配置図

・平面図

・立面図

・展開図(各お部屋の中心に立っていただいて、東西南北を見ていただいた図面)

※この図面によって詳細な仕上げ方を確認していただきながら打合せをしていきます。

例えば、棚の段数の確認などです。

・基礎伏図

・構造図

・壁量計算

etc・・・

沢山の図面をみていただきながら

着工前にインテリアの仕様までを確定し、施工に移ります。

 

こんな事を思って手描き・3Dにこだわったご提案をさせていただいております。

かといって、パソコンの図面をないがしろにしているわけではなく

パソコンの図面で裏づけを取りながら、手描き図面で打合せを楽しんでいただきながら

3Dで立体的にお家を感じていただければというのが思いです。

 

 

施工側の都合だけで

お客様を無視した完成品が出来上がると、

お客様はその思いを一生感じながら生活をしていくことになります。

 

 

人間ですので、間違いは誰にでもあることですが、

建物のお引渡し後の対応を含め

問題が起きる可能性を限りなくゼロに近づける努力を施工側はしなければならないのです。

 

 

家造りは一生に一度です。

経験がないことは必ず不安になるはずです。

家造りを考える全ての方々が

そんな時に寄り添って相談にのってくれる建築家に出会うことができる世の中になればいいなと思います。

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