”注文住宅の外観をおしゃれにするコツ”

こんにちは。吉田です。

Architect innovation株式会社で注文住宅を設計したり、施工したり、デザインをしています。

 

先日、胃腸炎になってしまいご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。

何とか体調も戻ってまいりました。

ありがとうございました。

 

本日は、注文住宅で外観をおしゃれにするコツ” について書かせていただきます。

 

6ありますので、順に挙げさせていただきます。

 

まず一つ目、それは シンプルにすること“ です。

シンプルにすることで得られるメリットは沢山ありますので

深堀してご説明いたします。

 

まずは、費用を抑えられることです。

これは直接的におしゃれな外観には関わってこないかもしれませんが、予算を低く抑えることはとても重要です。

 

凹凸のある建物はそれだけ特別な材料(役物)が使われます。

それは一般の材料よりも割高なのです。

シンプルにすることで、役物の使用比率を抑えることができます。

 

次は、シンプルなデザインは様々なデザインの根幹であるということです。

住宅でいうと、『シンプル = 総2階建て』と思われがちですが、

そうではありません。

“出すところは明確に。意図を持って出しましょう。“ です。

1スパン出して、3スパン延ばす。もう一回1スパン出して、3スパン延ばす。

みたいなことを明確な意図を持ってプランニングしていればめちゃくちゃかっこいい

間取りになります。そこに窓配置にもリズムを持たせれば完璧です。

外からみたらどこに何の部屋があるかわからない外観の完成です。

正方形と長方形を組み合わせて外観を構成していくのもシンプルで素敵です。

 

 

次はシンプルにすることでシンプルに構造的に強くなります。

 

実際に木で四角形と六角形を作ると壊しやすいのは六角形だと思います。

 

それ以外にも入り組んだものはどこかに無理があって、でもその無理を補っている。

ずーっとお家が頑張ってくれている感じです。

 

つまり、シンプルなお家はお家にやさしい作りにできるということです。

これも直接的におしゃれに影響は出ませんが、大切な事です。

 

ここまではシンプルにすることの深堀です。

 

注文住宅で外観をおしゃれにするコツ

二つ目は、 “軒の出と軒先” です。

 

まずは軒の出です。

軒の出というのは、壁からどれだけ屋根の先端が出ているかということです。

日本は『温暖湿潤気候』ですから、軒の出は出ていれば出ているほどいいと思われています。

実際そうだと思います。

これを否定するのではなく、これも意図を明確にすることが大切ということです。

軒の出を出して水平ラインを見せたい設計ならば出せばいいし、出さないでシンプルにしたいならそうすればいい。

つまりなんでもかんでも同じ軒の出にする設計にしてしまうと、その建物のかっこよさよりも会社の都合を優先しているように感じます。

 

弊社の設計する建物の軒の出は一つとして同じ寸法はありません。

弊社が思う軒の出をご提案しております。

 

次に軒先です。

軒先の事は一つだけです。

先端に変な三角を付けないことです。

あれを付けることで急激にかっこ悪くなります。

何のことを言っているのか質問の場合はどんな形でもいいのでお気軽にお問合せください。

 

注文住宅で外観をおしゃれにするコツ

三つ目は、 “屋根の勾配” です。

 

屋根の勾配はめちゃくちゃ大切です。

※勾配とは屋根の傾斜の事です。

 

本来であれば屋根の勾配は建物ごとに変化させるべきです。

設計者がかっこいいと思う傾斜に。

 

しかし、傾斜が急になれば屋根材の使用量が大きくなります。

そうなってしまうと、お客様に提供する見積も高くなります。

なので、大体4寸~5寸勾配で建てられることが多いです。

 

弊社は1寸勾配~14寸勾配までを建物に合わせて使用しています。

もちろん施工可能勾配に合わせて屋根の材料は変更しております。

 

 

注文住宅で外観をおしゃれにするコツ

四つ目は、 “縦と横のリズムを合わせる” です。

弊社は窓の位置をなるべく縦と横で揃えます。

縦のラインと横のラインをなるべく揃えることで

どこに何の部屋があるかわからないということになります。

縦と横を揃えている場合とそうでない場合の図面を添付してみました。

注文住宅で外観をおしゃれにするコツ

五つ目は、 “沢山の種類、サイズの窓を使用しない” です。

窓には沢山の種類があります。

縦軸を基準に開ける『縦辷』(たてすべりと読みます)

横軸を基準に開ける『横辷』(よこすべりと読みます)

引き違い、FIX、内倒し、オーニングなどなど沢山あります。

 

この種類を何種類も家の中に入れることはあまりお勧めしません。

しかし、生活することが一番大切ではありますので

よく見られる外観だけでも窓を統一することをお勧めします。

弊社が使用する窓の種類は2種類か、多くても3種類です。

そしてサイズもなるべく合わせます。

幅60センチの高さ110センチの窓しかなるべく使いません。

そうすることで、縦と横のリズムが合い、どこに何の部屋があるのかわからない建物が完成していきます。

 

注文住宅で外観をおしゃれにするコツ

六つ目は、 “破風板(はふいた)を塗装で仕上げる” です。

外壁材の色と合わせて塗装するというのが、とても大切です。

工場で塗装された商品もありますが、黒、白、アイボリー、茶色などしかないので

どうしても存在感が出てしまいます。

破風板の存在感を消す為に外壁材と同系色で塗装することが多いです。

 

他にも敷地の状況や法律、沢山の要因を組み込んで外観を作りこまなければいけないので

大変ですが、それだけ思いを集約してできた建物はとても素敵になります。

僕の偏った考え方が詰まってますので、家造りをお考えの方々に参考になれば幸いです。

少しでも気になることがございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

 

 

 

GOOD DESIGN × ARCHITECT INNOVATION

Translate »